ビザ(visa)は、査証(さしょう)とも呼ばれ、自国の国民以外の人物のパスポートが有効かつその人物が入国しても問題ないことを示す証書です。いわば海外旅行先の国が発行する「入国許可証」のようなものです。(厳密には入国許可申請に必要な書類の一部)※旅行先によっては必要な場合があるので確認が必要です。
また伝染病の恐れのある地域へ旅行するなら「イエローカード」が必要となります。
ほとんどの国でビザ(査証)は不要
日本人が海外の国へ旅行目的で渡航する場合、1週間程度の滞在ではビザが必要ない国がほとんどです。ただし長期間の海外旅行だと必要なこともあるので、事前に必ず確認しておきましょう。
ビザ(査証)の取得方法
ビザの取得は旅行先の国の在日大使館や領事館に申請する必要があります。パックツアーなら申込先の旅行会社が代行して申請してくれます。(代行手数料が必要)
ビザ取得までの流れ
- 1.ビザ申請に必要な書類を揃える
- パスポートや申請書、顔写真などが一般的ですが国によって違います。旅行会社や大使館、領事館に確認しましょう。
- 2.大使館または領事館で申請
- ビザの交付にかかる日数は、早くて翌日、遅い場合は10日間くらいかかることもあります。ビザが必要な国へ旅行する場合は余裕を持って申請しましょう。
- 3.ビザを受け取る
- ビザが交付される日に、再度申請したところへ行き、ビザを受け取ります。
イエローカードと予防接種
アフリカなどのWHO(世界保健機構)が指定した地域へ旅行するときは、伝染病の感染を防ぐために「イエローカード」が必要となります。「イエローカード」検疫所や医療機関などで既定の予防接種を受け取ると発行してもらうことができます。語源は制度が出来た当時の用紙が黄色であった事から「イエローカード」ど名づけられました。
ちなみに、指定地域以外でも発展途上国に渡航する場合は、任意で予防接種を受けることができます。
イエローカード取得までの流れ
- 1.予防接種の予約をする
- 希望の病院などに摂取可能かどうかを確認した上で予約をいれましょう。予防接種の料金の確認も合わせてしてください。
- 2.摂取後イエローカードを受け取る
- 接種当日は、パスポートを持参して予防接種を受けます。イエローカードはその場で発行されます。
- 3.検疫所で承認印を押してもらう
- 所定の検疫所に行き承認印を押してもらえば完了です。
詳しくは、以下厚生労働省のサイトにてご確認ください。
厚生労働省検疫所 海外で健康にお過ごしいただくための情報サイト「FORTH」